日々のつぶやきです
元々は19世紀にドイツ移民がアメリカへ持ち込んだ 牛ひき肉のハンブルク
ステーキが原型といわれちょります
1904年のセントルイス万国博覧会で提供されたことで アメリカ中に
広まったが 誰が最初にパンに挟んだかについては諸説存在しちょるという
1921年にアメリカで創業したホワイト・キャッスルが 工場で大量生産
されたような規格化されたハンバーガーを販売し ファストフード文化の基礎を
築いた その後カリフォルニア州で誕生したマクドナルドが徹底したシステム化と
大規模なチェーン展開を行い ハンバーガーを世界的な食べ物へと成長させた
日本では米軍基地周辺で流行り始めたが やはり1971年が銀座に1号店を
出店したマクドナルドより全国展開となった 拙者が初めてハンバーガーを
食べたんは御茶ノ水にできたマクドで食べたのが最初 多分記憶に間違いなければ
1973年だった ちょうどその頃は Made in U.S.A の本とかバックパック
スケボーなどが輸入され アメリカンナイズの文化や衣料品・ジッポーなどの小物
などが流行った時代 すべてが斬新に見えた時代であった
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俺は気味が悪くなり奴を見ると 奴は「それそれ」と言って弟を指差した
「それ 連れて来ちゃったんだよ」
俺と弟は沈黙してしまった 理解の範疇を越えた奴の話について行きかねたんだ 大体
そこを通り掛かっただけで なんで連れてくるとかいう話になるんだ 俺は怖い話は好きだが
俺自身はまったくの零感なので怖面白いというか 話半分で見ていた そんなのネットの
中だけの話で まさか自分の周りでそんな事が起きるなんて考えもしなかった
勿論弟だって零感だ 家族にも親戚にもいない その沈黙を破ったのは弟だった
「何でついてくるのさ 俺まったく関係ないじゃん!」
「何か波長が合っちゃったんじゃね?」
「波長って…」
「たまにいるんだよね~ そうやって連れて来ちゃう奴って」
俺はなんだか奴が薄気味悪くなってきた 態度のデカさもそうだけど この状況と
こいつの口調の軽さとのギャップが気持ち悪かった
「ま でも家の作りもしっかりしてるし 方角も悪くないし しばらくしたら諦めていなくなる
と思うよ 中に入れない限りな」
そう言うと 奴はやれやれといった感じで立ち上がると
「じゃ俺帰るわ 〇〇さん送ってってよ」
と部屋を出て行った 時計を見るともう8時を過ぎていた 俺は
「今日はもう学校行きたくない」
と言う弟に無理矢理支度させ車に押し込んだ 助手席にはちゃっかり奴が乗り込んでいる
件の道は避け 始業にやや遅れて学校に送り届けた後 奴の足が置いてある職場まで送って
行った 奴は降り様に
「〇〇さん明日のシフト代わってあげるよ 弟についててやれば?」
と言った いい奴なんだか嫌な奴なんだかわからない
「すまん」
と礼を言うと 人の悪い笑みを浮かべて、
「今度酒奢ってくださいよ 〇〇先・輩」
と言い残し 自分の車に乗り込むとさっさと行ってしまった とりあえず俺はまた実家に戻り
弟からの連絡があるまで爆睡し 迎えに行きがてら花と線香を買い 帰りにその犬の死体が
あったという場所で(死体はもう無かった)二人で両手を合わせて帰ってきた
その晩は二人して仏壇のある部屋で寝て 次の日も学校まで送り 出張から帰ってきた親父に
事の顛末を簡単に説明して バトンタッチしてアパートに帰った その後は特に何もない
事務所で奴と顔を合わせた時に いつ飲みに行くかを聞かれただけだった
終わり
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「しっかりした家でよかったな じゃなきゃ今頃大変なことになってたかもな」
俺は意味がわからず たぶん相当嫌な顔をしてたと思う 奴は苦笑いをして弟を覗き込んだ
「で?どうやって連れて来ちゃったわけ?」
弟はもうだいぶ落ち着いたみたいだったが その質問の意味がわからないみたいで怪訝な
顔をしていた しばらくして怒りが甦ってきたみたいで
「知らねーよ 連れてくるってなんだよ お前誰だよ」
と毒づいた その辺でやっといつもの弟に戻ったので 俺は何があったのかを尋ねた
だが弟にも何が起こっていたのかよく判っていないみたいで 電話で聞いたのとあまり
変わらない答えしか得られなかった 曰く夜携帯が何度も鳴って取ろうとするたびに切れる
しかも非通知で イライラしてるうちにたまたま繋がって 変な女の声がしてその後
チャイムが鳴ったらしい
見に行ったが誰もおらず気味が悪くなって布団に入ったら 窓の外に何かの気配が
し始めたらしい 俺の家の周りは防犯用に砂利が敷いてある 誰かがいたならその音が
するはずなのに 何の音もなくただ気配だけがしてて そのうち犬みたいなハッハッと
息の音がし始めて パニックになり始めた頃に俺からの電話があったらしい
そこで 電話を代わった奴がそいつだと気付いたらしくまた怒り出した
「大丈夫とか言って全然大丈夫なんかじゃなかったよ! 窓とかコンコン叩くし いつまで
たってもいなくなんねーし! なんなんだよあれ!」
奴はまくし立てる弟をまあまあと制し しれっとした顔をして
「窓開けなくてよかったな 開けてたらお前 今頃ただじゃ済まなかったかもしれないぜ?
それに朝になったらいなくなったろ?」
そう言われて弟は言葉に詰まったようだった 恐怖が甦ったのか俺のシャツを強く
掴んでいる そんな弟を見て奴はどっかり腰を下ろした
「一応家の周り見てみたんだけど確かに何かいたね さっき言ってた犬と女 あ
今はいないぜ? 諦めて帰ったみたいだ お前最近犬とか見なかった?」
見なかったかと言われても 近所には犬を飼ってる家なんてたくさんある おのずと見る
機会はある 弟もそう言ったが そこでふと思い出したらしく ぼそっと
「学校の帰りに犬の死体を見た」
と言った この辺は割と田舎で山の近くではよく動物を見かける 最近では野良犬も
増えていて たまに車に撥ねられた死体を見かけることがあった だがそれもまれとは
言えよくある事だった その時も弟は
「嫌なもん見ちゃったな」
くらいの気持ちだったらしい
「その犬ってさ 黒くてでっかくなかった?」
奴が言うと弟は恐る恐るうなづいた
「でさ そこって前に人死んでねぇ?女」
それには俺がうなづいた 確かに弟の通学路では何年か前に交通事故があった 改めて弟に
その犬の死体のあった場所を聞くと まさに同じ場所だった
続く・・・・・・・・・・・・
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弟の話を聞くと変な電話がかかってきたと思ったら いきなりチャイムを鳴らされた
見に行っても誰もいないのに 家の周囲を誰かが窺ってる気配がする 犬みたいな息遣いが
聞こえるとのこと 怖くて仕方なくなってきたところで俺からの電話がかかってきたそうだ
俄かには信じられない話だが 隣に座ってる男の意味ありげな言葉と 現実に弟が怖がってる
様子からして 何かが起こっているのは確かなようだった
しかし俺は仕事中だし親父は出張で県外に出ている すぐ助けに行くわけにはいかなかった
どうしようと思いながら一生懸命弟をなだめていると 横からひょいと携帯を取り上げられた
「何しやがんだ!」
と隣を見ると そいつはまた飄々と話し出した
「あ 俺君の兄貴の同僚 外になんかいるんでしょ? とりあえず家の中にいれば安全だから
夜が明けるまで我慢しててよ …大丈夫だって 布団被って寝ちまえばすぐ朝だよ」
このあまりの口調の軽さに 思わず携帯を取り返そうと手を伸ばしたが 一足先に
切られてしまった 取り上げて慌ててリダイアルしようとすると
「さ 仕事仕事」
と車を下りてさっさと行ってしまった いらいらと不安と焦りとで やっと仕事から
解放されると 俺は着替えもそこそこに実家に向かった 実家へは車で40分くらいのところに
ある もう夜は白々と明け始めていた と そこへ奴までついてきた むっとし
「て何でお前が来るんだよ」
と言うと
「弟のピンチ教えてやったの俺じゃん」
と ニヤニヤ人の悪い笑みを浮かべていた 本心ではすげー嫌だったけど 確かに
こいつのお陰で弟の異常を知ることが出来たのは間違いない 勝手に助手席に乗り込んだ奴を
無視して俺は車を出した 俺の実家は古い平屋でガキの頃から住んでいる 親父の趣味で
庭はこざっぱり整えられている 玄関周りに異常はない 俺は中に入ると弟の部屋へ向かった
弟は部屋で布団に潜ったまま 俺の顔を見るなりすごい勢いで泣き出した 普段は生意気で
気が強い弟が まるで小さい子供みたいに俺に縋って泣き出したんだ
それほど怖い思いをしたってことだ 何があったのか聞こうにも泣きじゃくって止まらない
俺はどうしていいかわからなくて ただ呆然と弟の背中をなでるしかなかった すると
いつの間にか奴が部屋に入って来ていて 面白そうに俺達を見下ろしていた 俺はその態度に
ムカついた
「一体なんなんなんだ」
と
「お前が何かしたんじゃないか」
と怒鳴り付けた 奴はまた小馬鹿にするように笑って
「そんな訳無いじゃん」
と言った
「しっかりした家でよかったな じゃなきゃ今頃大変なことになってたかもな」
俺は意味がわからず たぶん相当嫌な顔をしてたと思う 奴は苦笑いをして弟を覗き込んだ
「で?どうやって連れて来ちゃったわけ?」
弟はもうだいぶ落ち着いたみたいだったが その質問の意味がわからないみたいで怪訝な
顔をしていた しばらくして怒りが甦ってきたみたいで
「知らねーよ 連れてくるってなんだよ お前誰だよ」
続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ひと月くらい前 俺が夜勤の仕事をしてたときの事 二人一組で仕事するんだが その時の
相棒は入って研修を終えたばかりの新人 俺はそいつとは就任の時に顔合わせて挨拶した
程度 愛想がいい訳でもなく特に個人的な付き合いがある訳じゃなかった で たまたま
その日そいつと組むことになったんだが当然話題なんかない
まあ俺も沈黙が苦手とかじゃなかったので特に話もせず待機してた そしたらそいつが
おもむろに
「〇〇さん あんた弟いるよね?」
って聞いてきたんだ しかもタメ口 こいつにプライベートな話なんてしたことないし
話すつもりもなかったから 急にそんな事言われて
「は?」
ってなった ま 会社の誰かが話したかもしれんけど なんだコイツと思いながら様子を
窺ってると
「離れて住んでるんだよな?」
と言った 確かに俺は実家を出て会社の近くで一人暮らしをしている その方が不規則な
シフトの仕事には便利だからだ
「だからなんだよ」
と俺が警戒しつつ答えると そいつは唐突に
「あんたの弟 今なんか怖い目にあってるみたいだぜ」
と言い出した 俺が更に不信感丸出しでそいつを見ていると ふんと鼻先で笑いながら
「嘘だと思うなら電話でもしてみたら?」
と言った 日付も変わったあたりなので寝てるだろう弟を起こすにもしのびない まだ学生だし
翌日は学校もあるし そう逡巡しているとそいつは飄々とした顔で
「ま 信じないならそれでもいいけど 今頃弟泣いてんだろうな」
と言った その態度にむかっときた俺は弟に電話をかけてみることにした 何コールかして
出なかったら 寝てることにして切るつもりだった なんだか釈然としないまま弟の携帯に
かけると 驚いたことに何回もコールしないうちに弟が出た
『あ 兄貴?! どうしよう、家の外になんかいるんだよっ 足音聞こえないのに
なんかいるんだ すげーこええよ どうしよう兄貴親父もいないし俺一人でどうしようっ』
なんだかこっちがびっくりするくらい動揺してる とりあえず落ち着くように言い
何があったのか聞くことにした 横目で相棒をみると小馬鹿にしたような顔で俺を見てる
なんだか気味が悪かった
続く・・・・・・・・・・・
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