日々のつぶやきです
三椏(みつまた)は中国南部が原産で 日本への渡来は古くからあったが
本格的な製紙への利用記録は慶長年間(1596~1615年) 以降江戸時代に入り
静岡などで駿河半紙の原料として生産が本格化 やがて1876年(明治9年)
政府の印刷局で日本初のミツマタを原料とした紙幣が作られた
折っても破れにくい強靭な性質から 現在でも日本の紙幣に欠かせない素材
日本の生産地は岡山県 県北の美作市(梶並地区など)が有数の大産地
山の斜面を利用した栽培が盛んで 国内の主要な供給源となっている 更に
徳島県の那賀町などの山間部でも生産が行われており 近年では耕作放棄地を
活用した新規栽培や生産拡大の取り組みも進められている
拙者が渓流釣りのメインにしている島根県は 伝統的な和紙の産地を背景に
現在も国立印刷局への納入などを含む国内生産を支える重要な地域 他には
かつては高知県、・愛媛県(四国中央市など)・山口県などでも広く生産契約が
結ばれていたが 現在は高齢化や後継者不足により減少傾向にある
日本ではかつて自給していたが 生産農家の高齢化や減少により国内調達が困難
ミツマタの近縁種である アルゲリがネパールの高地で豊富に育つこと また
和紙の原料として品質や質感が適していたことから輸入が始まる
日本の企業や関係機関が現地に入り 効率的な皮の剥ぎ方や乾燥技術を指導し
生産量と品質が飛躍的に向上しちょります
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