日々のつぶやきです
その友達は大叔父と同じく貧民出身で仲が良かったが 家族の期待を一身に受けて
家族の稼ぎ頭となっている人だったと 当然断れるはずもなく処刑をこなした
だけど人を殺したことで少しずつおかしくなっていったと言ってた
戦争末期 大叔父は雑用ばかりの役たたずとして扱われ その友達は狂人とされて
いたんだと 戦争が終わった後 大叔父は裁判所に勤め始めたんだと
(憲兵は法律の知識が豊富)
俺は
「公職追放例は?」
と聞いたが
「そんなもん金でなんとでもなる」
って言ってた そんなこんなで裕福に過ごしていたら ある日例の友達の死んだのを
知ったと ドブ板長屋で死んでいたらしい
大叔父も色々と負い目を感じていたらしく 多額の香典を包んだとは言っていた
だけど葬式の日から例の友達が夢に出てくる
「お前のせいで」
とずーっと恨み言を言ったあと消えるんだと いくら許しを請うても毎日出てくる
そのうち大叔父は利き腕の右腕を病んだ いくら治療しても治らず 結局右腕は
腐れ落ちて 二の腕から切断した けどその切った腕の骨を持って例の友達の墓を
参ると 夢には出てこなくなったと
これはずっと昔の元旦に 片腕の無い大叔父に聞いた話 もしかしたら作り話かも
しれない だけど大叔父が憲兵だったのも 片腕がないのも事実ではある
大叔父は
「あいつは優しかったから片腕で許してくれたんやろ」
と言っている
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